週刊ヤングマガジン1号(2018/12/03発売)【アルキメデスの大戦】最新話 148話のネタバレ&感想をご紹介します。
以下ネタバレありの感想なので、まだ最新話を読んでいない方はご注意くださいね。
「アルキメデスの大戦」最新話148話ネタバレ&感想&考察
前号( 147話)までのあらすじ
前号の終わりに北京郊外のろ溝橋で1発の銃声がして終わりました。
この小さな事件が歴史を大きく動かしていきそうです。
中心人物は東條英機 中将・・・
「アルキメデスの大戦」最新話148話ネタバレ
中国での夜間演習中におきた銃声は、空砲の音ではなく明らかに実弾射撃の銃声でした。
演習中だった日本軍は演習を中止して、部隊の全員に集合がかかりました。
演習は攻撃側(日本軍側)と陣地側(敵役)にわかれておこないます。
最初に、中止を決めたのは攻撃側(日本軍側)で、陣地側(適役)側に演習の中止を告げる伝令が向かっている最中に、もう一度、実弾が発射された音が聞こえました。
実弾は日本陸軍の演習にまぎれた中華民国軍による銃撃だったのです。
事態の収拾をうまく図らなければ、戦争につながってしまいます。
このころの陸軍はまだ冷静で、牟田口廉也陸軍大佐は戦闘準備を整えつつも、中華民国軍と交渉して事態を収拾を命じました。
一時、行方不明になっていた伝令役も無事発見されて、犠牲者はなく穏便に事態は収まったはずであったが・・・
日本側はその前の年の豊台事件が影響して、戦闘準備を解くことはしなかったそうです。
櫂の予感・・・
日本でもろ溝橋での日中の衝突は伝えられていました。
中国では中華民国軍と紅軍が入り乱れて組織が混乱しているため、末端までの統制がとれていません。
そのため、偶発的な衝突がおきやすい不安定な状態です。
ろ溝橋の事件を櫂は、これからの日本の命運を左右する重要事件の発端になるのでは?と心配しています。
そのイヤな予感は、外務省の丹原も感じていました。
櫂は、丹原に「東條英機中将が中国大陸に大きな野望を抱いている」ことを告げられました。
丹原、櫂はいたって冷静に国際情勢を見ています。
「今、中国全土へ進軍すれば日本は国際社会から集中攻撃を受ける。」
丹原と櫂の共通認識です。
しかし、「中国大陸を手中におさめて、手柄をたてたい。」そんな構想を抱いてる者が陸軍に多いようです。
東條中将もその中の1人。
今回のろ溝橋で起きた事件は、中国へ攻め入る口実にできます。
東條英機の動きが気になると同時に、櫂の心配が杞憂でなくなりそうな予感・・・。
148話の感想
櫂のイヤな予感が的中しそうですね。
東条英機の暴走が、櫂の、そして日本の今後に大きな影を落としそうな展開ですね。
平和が続いて欲しいのに、そうならない予感ですよ!
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